「自宅で出来る筋トレで腹筋を割りたい!」
こんなふうに考えているあなたのため、この記事では『腹筋の自重トレーニングメニュー』ご紹介します。
ジムには行ってないけど、効率よく腹筋を鍛えたい。でも、どうしたらよいのかわからない。家で出来る種目には、どんなものがあるのだろうか。
こんな悩みを持っている方も多いでしょう。
正しいトレーニングをしないと、頑張ってもなかなか成果に繋がらない可能性があります。そこで今回は、腹筋を効率よく鍛えるメニューを解説していきます。これから僕が紹介するのは、以下の4点です。
- 厳選した自重腹筋トレーニングメニュー
- 自重で腹筋を鍛える際に意識すること
- おすすめの筋トレグッズ
- 腹筋を割るための食事
この記事を読んでいただければ、自宅で効率よく腹筋を鍛え、憧れのシックスパックに近づけます。
筋トレ歴約4年、実際に腹筋の割れている僕が保証するので、安心してください。
ぜひこの記事を参考にして上手に腹筋を鍛え、理想の体型を目指していきましょう!
厳選!自重腹筋トレーニングメニュー5選
今回ご紹介する腹筋の自重トレーニングメニューは、以下の5つです。
「まずはこれだけ知っておけばOK!」という厳選した種目を紹介します。
- クランチ
- ニートゥチェスト
- ツイストクランチ
- レッグレイズ
- レッグツイスト
クランチ
仰向けになって上体を丸める動きで、腹筋前面(腹直筋)の上部を集中的に刺激する種目。
腰への負担が小さく、初心者でも実践しやすいです。
- クランチのやり方
- 仰向けになって両膝を90度に曲げ、
太腿を垂直に上げる - 両手を耳の後ろあたりに当て、
頭を少し浮かせる - おへそを覗き込むように、
腹筋を収縮させて背中を丸める - 限界まで背中を丸めたら、
ゆっくりと元に戻す - 背中を丸めて元に戻す動作を繰り返す
ニートゥチェスト
仰向けの状態で足を上げ、膝を前後に動かすことにより、腹筋前面(腹直筋)の下部を刺激する種目。
クランチなどの腹筋上部を鍛える種目に加えることで、バランスよく腹筋をつけられます。
- ニートゥチェストのやり方
- 仰向けに寝る
- 90度に曲げた肘で体を支え、
上体を45度程度に起こす - 両足を少し上げて軽く曲げる
- おへその方を見て、腹筋を収縮させながら
膝を胸に近づける - 限界まで膝を近づけたら、ゆっくりと足を
元の位置に戻す - 膝を前後させる動作を繰り返す
ツイストクランチ
上体をひねりながら行うクランチ。
腹筋側面(腹斜筋)を鍛えることのできる種目であり、ウエストを引き締める効果があります。
- ツイストクランチのやり方
- 仰向けに寝て、足を90度に曲げる
- 両手を耳の後ろ辺りに当てる
- 対角の膝と肘を近づけるように、
体をひねりながら背中を丸める - 限界までひねったら、ゆっくりと体を戻す
- 2とは逆方向に体をひねる
- 体をひねって戻す動作を繰り返す
レッグレイズ
上体を固定して両足を上下させることで、腹筋前面(腹直筋)の下部を中心に鍛える種目。
ニートゥチェストよりも負荷が大きいため、難易度は高めです。
- レッグレイズのやり方
- 仰向けに寝て、脚を少し持ち上げる
- おへその方を見るように少し頭を起こす
- 腹筋の力で脚を持ち上げていく
- 脚を90度手前まで持ち上げる
- 脚を床につく手前までゆっくりと
下ろしていく - 脚を上げて下ろす動作を繰り返す
レッグツイスト
仰向けに寝て、伸ばした両足を左右にひねる動作で、腹筋側面(腹斜筋)を鍛える種目。
自重でありながら、腹斜筋に強い負荷がかかります。
- レッグツイストのやり方
- 仰向けに寝る
- 両脚を揃えて、床から90度になるように
持ち上げる - 両肩が床から離れないように保ちながら、
両脚をゆっくりと左右にふる
自重で腹筋を鍛える時に意識すること
自重で腹筋を効率的に鍛えるため、全種目に共通して意識すべきことを紹介します。
以下3点を頭に入れておくことで、「思っていたほど腹筋がつかない」という状況を避けることが可能です。
前面・脇腹をバランスよく鍛える
一口に腹筋と言っても、腹直筋や腹斜筋など、いくつかの部位に分けられます。
腹直筋はお腹の前面にある筋肉で、皆さんが『腹筋』と言われて想像する部分です。ここを鍛えることで、シックスパックに割れた腹筋を作ることが出来ます。体幹を屈曲させる動作をする時に働く筋肉です。
腹斜筋はお腹の側面にある筋肉です。ウエストを引き締める効果があり、ここを鍛えることでクビレを作ったり、逆三角形の体型に近づいたりすることが出来ます。体幹を回旋させる動作で働く筋肉です。
また、これらの筋肉の内側、お腹の深部には腹横筋があります。インナーマッスルとも呼ばれ、鍛えると代謝を上げる効果がある筋肉です。この部位はお腹を凹ませるときに働きます。
ゆっくり丁寧に行う
狙った部位に刺激を与え、しっかり筋肉をつける。
そのためには、正しいフォームが重要です。
そのため、常に『正しいフォーム』・『狙った筋肉の動き』を意識しつつ、ゆっくり丁寧に行いましょう。
動作を遅くすることは、自重で大きな負荷をかけるためにも効果的です。
回数とセット数
効率よく筋肉を成長させる。そのためには明確に回数を決めず、限界まで追い込むことが効果的です。
限界まで追い込むことで、筋肥大を促進できます。
でも、自重の軽い負荷で限界までやろうとすると、回数が非常に多くなってしまうことがあるでしょう。これでは精神的にきついですよね。
そんな場合は、『動作をゆっくりにする』・『筋トレグッズを取り入れる』といった方法で負荷を高めるのもおすすめです。
腹筋メニューにおすすめな筋トレグッズは、後ほど紹介します。
また、セット数は3回を基本に、セット間のインターバルは1〜2分程度を確保しましょう。
自重で腹筋を鍛えるトレーニングプログラム
腹筋を鍛える種目が様々にあるのは分かったけれど、どう組み合わせたらいいの?
こんな疑問を感じているあなたのため、ここではいくつかの種目を組み合わせたプログラムを紹介します。
初心者用・中級者用で分けているので、まずは初心者用から実践し、慣れたら中級者用に挑戦しましょう。
- 初心者用プログラム
- ツイストクランチ
- クランチ
- ニートゥチェスト
ツイストクランチで腹斜筋と腹直筋の上部を鍛え、クランチで腹直筋の上部、ニートゥチェストで腹直筋の下部を刺激します。
- 中級者用プログラム
- レッグツイスト
- クランチ
- レッグレイズ
レッグツイストで腹斜筋と腹直筋の下部を鍛え、クランチで腹直筋の上部、レッグレイズで腹直筋の下部を刺激します。
自重の腹筋メニューにおすすめな筋トレグッズ
出来るだけ早く腹筋を割りたい!
そんなあなたは、筋トレグッズを取り入れるのがおすすめです。ただの自重トレーニングでは、どうしても負荷が弱くなってしまいます。そのため、筋肉を成長させるのに時間がかかります。
以下に厳選した4アイテムを紹介するので、ぜひ取り入れて効率よく鍛えてくださいね!
トレーニングマット
- 床で筋トレすると体が痛い、、、
- 床だと滑ってやりにくい、、、
そんなあなたにおすすめ!
マットが緩衝材となり、筋トレ時にかかる関節への負担を軽減してくれます。滑り止めにもなり、正しいフォームを身に付けることに対しても効果的です。
快適に自重トレーニングを続けたい方は、ぜひ取り入れてください!
アブローラー (腹筋ローラー)
「もっと効率よく腹筋を刺激したい!」
そんなあなたにおすすめなのがこのアイテム。
先ほど紹介した腹筋種目よりも、大きな負荷を腹直筋に与えることができます。短時間で大きな効果を得たい方には、とてもおすすめです。また、1,000円〜2,000円程度と、リーズナブルな点も嬉しいですよね。
特に初心者には、4輪タイプの物がおすすめです。
ダンベル
- もう自重トレーニングでは物足りない!
- もっと大きな負荷で効率よく鍛えたい!
- 腹筋以外もしっかり鍛えていきたい!
そんなあなたにおすすめです。
クランチやツイストクランチを、ダンベルを持った状態で行えば、より強い刺激で効率的なトレーニングが可能。また、肩や背中、胸といった、腹筋以外の部位を鍛える際にも使えます。
将来的に筋力が上がっていくことも加味して、重量を変えられる『可変式』のタイプを購入しましょう!
懸垂バー
- もっと種目にバリエーションをつけたい!
- ダンベルはちょっと価格が高い、、、
そう感じているあなたにおすすめです。
「腹筋なのに懸垂?」と思うかもしれません。でも、実はぶら下がった状態で行う腹筋トレーニングもあります。例えば、『ハンギングレッグレイズ』や『ハンギングワイパー』などですね。かなり負荷が大きく、効率的な種目ですよ。
背中や腕のトレーニングにも使えるので、これらの部位を鍛えたいあなたにもぜひ取り入れて欲しいです!
腹筋を割るには筋トレメニューだけでなく食事も大切
あなたが腹筋を鍛えるのはどうしてですか?
もし、「腹筋を割ってシックスパックを作りたい!」という気持ちで鍛えるなら、筋トレメニューを考えるだけでは充分ではありません。
お腹に脂肪が乗っている場合は、それを落とす必要があります。せっかく腹筋を発達させても、体脂肪に覆われていては、外から見えることはないわけです。
では、どのように脂肪を落としていけばよいのか?
それには食事を管理することが重要です。体脂肪を減らすための食事法については、以下の記事で解説しています。ぜひ参考にして、かっこいい腹筋を手に入れてください!
効果的な自重トレーニングメニューで腹筋を割ろう
今回は、自重で腹筋を鍛えるためのメニューを、厳選して紹介しました。もう一度まとめておくと、おすすめの種目は以下の5つです。
- クランチ
- ニートゥチェスト
- ツイストクランチ
- レッグレイズ
- レッグツイスト
また、筋トレ時に意識すべきことや、おすすめアイテムについても紹介しました。そして、腹筋を割るためには食事管理も大切です。
ぜひこの記事を参考に効率よく腹筋を鍛え、魅力的な身体を手に入れましょう!